水虫とは
水虫とは、感染症の一種で、白癬菌（はくせんきん）と呼ばれる真菌（カビ）が皮膚を侵食することで、炎症が起こることです。
水虫という名前の由来に関してはよく分かっていませんが、昔田んぼで作業していた人にできやすかったことから、水虫という名前になったと言われています。
水虫の正式名称は足白癬と呼ばれ、足に白癬菌が感染した場合の名称であり、陰金田虫などのように、別の部位に感染した場合には別の名称があります。
水虫の特徴として、強いかゆみを伴ったり、外見が白く変わる、人に移り易いなどの特徴があり、現代の医療技術でもなかなか治らないことで問題となっています。
水虫がなぜ治りにくいかというと、足の皮膚が新しくできるより侵食するスピードが早く自然治癒力が働かないという点と、水虫に対して即効性のある薬というのがなかなか開発されないためです。
水虫は外見が白くなったり、ぼろぼろになったりすることが多いとされていますが、外見に変化がないけどなぜか痒いので皮膚科に行ったら水虫だったなどの事例も多くあり、必ずしも外見が変わるわけではないです。
水虫は人に移りやすい感染症としても知られており、特に風呂場の足拭きマットや、あまり清潔にしていない時などに感染する確率が高くなるので、予防するためには清潔を保つことが大事とされています。
なんらかの病気やストレスで免疫が弱っている時、ステロイドを使っている時などにも感染しやすいと言われており、そういう時には特に注意が必要です。
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